5月にお伝えしたように、AppleはiOS 8のバージョン向けにiPadアプリの分割画面マルチタスク機能の開発に取り組んでいます。Microsoft Surfaceの主要な生産性向上機能に似たこの機能は先週のWWDCでは発表されませんでしたが、iOS 8ソフトウェア開発キット全体でこの機能へのコード参照が見つかりました。
開発者のSteven Troughton-Smith氏は、近々登場予定の分割画面マルチタスク機能をさらに深く掘り下げ、iOS 8 iPadシミュレーターをハッキングして機能を部分的に動作させることに成功しました。上の画像のように、Safariが画面の半分を占めています。シミュレーターの調整では、2つの異なるアプリを並べて動作させることですべての機能を完全に実現するまでには至っていませんが、Appleが社内でこの機能をテストしていることは明らかです。
Troughton-Smith氏は、シミュレーターで分割画面モードが実際に動作する様子を示すビデオも作成しました。ビデオは以下からご覧いただけます。
2 本指のスワイプ ジェスチャが出荷製品のコントロールになるかどうかは不明ですが、これは Apple が社内でテストしているコントロールです。
https://twitter.com/stroughtonsmith/status/476906100537954305
この機能では、アプリが画面の1/4または3/4を占めるように画面を調整し、セカンダリアプリが残りの3/4または1/4をそれぞれ占めるように設定することもできます。以下の画像をご覧ください。
iOS 8は今秋リリース予定ですが、iPadの分割画面マルチタスク機能のリリース時期は不明で、Appleも公式に発表していません。この機能はiOS 8.1、iOS 9、あるいはiPadの大型モデルまで温存されるか、あるいは完全に廃止されるかもしれません。
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