
カニエ・ウェストは本日、ワシントンD.C.を訪れ、大統領執務室でトランプ大統領と会談しました。二人の顔合わせというからには当然のことながら、この日はいくつか興味深い出来事がありました。アップルが設計したエアフォースワンの後継機「iPlane」、ウェストが開発した極めて安全なiPhoneパスコード、そしてジョージタウンのアップルストアでのテーブルトップ基調講演などです。
まず第一に、トランプ大統領とジャレッド・クシュナー氏との会談中、カニエ・ウェストは大統領に「iPlane One」のプロトタイプを売り込んだ。Appleが設計したこの飛行機は、水素燃料で動くエアフォースワンの後継機となる予定だ。カニエはなんと、iPhone Xでその飛行機の画像をトランプ大統領に見せるほどだった。
「まず最初に、贈り物を持ってきました。これはiPlane Oneです。水素燃料の飛行機で、大統領が搭乗するべき機体です。アメリカ企業であるアップル社にこの飛行機の開発を依頼する予定です」とウェスト氏はトランプ大統領に語った。
テレグラフのジェームズ・ティットコム記者はツイッターで、ウェスト氏がトランプ大統領に提示した画像は実際には工業デザイナーによる2012年の「iPlane」のコンセプトであるとすぐに指摘した。
もちろん、トランプ氏に画像を見せる過程で、ウェスト氏はiPhone Xのパスコードも公開した。それは非常に安全(そして悲しいことに非常に一般的な)0-0-0-0-0-0だ。ウェスト氏がなぜFace IDを使わないのか疑問に思う人もいるかもしれないが、その答えはまだ出ていない。
カニエ・ウェストは、トランプ大統領がエアフォースワンを放棄して、アップルが製造するこの飛行機に乗り換えるべきだと考えている #tictocnews pic.twitter.com/7dBcOVhHlr
— ブルームバーグオリジナルズ (@bbgoriginals) 2018年10月11日
会合では、ウェスト氏による「長々とした独白」も行われ、トランプ氏を称賛し、「ヒラリーを愛している」などと発言した。「彼が良く見えなければ、私たちも良く見えない。彼は私たちの大統領だ」と、ラッパー兼ファッションデザイナーのウェスト氏は語った。
大統領執務室での会談後、ウェスト氏はジョージタウンのアップルストア(先月ロバート・ミュラー氏が写真に撮られたのと同じ店)に向かった。
記者のジャック・ジェンキンス氏がTwitterで述べたところによると、カニエはそこで買い物客に「基調講演」を依頼したようだ。彼はデモ用のテーブルに立って、「『アメリカを偉大に』と書かれた帽子を改良した。『もう』はなしだ…トランプがかぶったんだ!」と主張した。
カニエ・ウェストのアップルストア訪問はこれで終了となり、ラッパーは店を出て、アフリカへ向かう(おそらく次のアルバムのレコーディングを終えるため)と皆に告げた。
現時点では、これはアメリカの典型的な一日です。
おい、どうやら俺はワシントン DC のアップルストアにいるカニエのすぐそばにいるらしいぞ。pic.twitter.com/hTZ9eAB7mB
— ジャック・ジェンキンス(@jackmjenkins)2018年10月11日
彼はトランプ氏のために帽子を作ったと発表し、「『アメリカを偉大に』という文字を『再び』なしで現代風にアレンジした帽子を作った…そしてトランプ氏がそれをかぶった!」と書いている。
その帽子をかぶったトランプ氏の写真をiPhoneで見せる。
元のスローガンの「再び」の部分は「人々を傷つける」と言っています。pic.twitter.com/mt2vO3Sl86
— ジャック・ジェンキンス(@jackmjenkins)2018年10月11日
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